山賊の極意

山賊の日常を綴ります

特性統一:後編

特性統一:前編の続きです。そっちから読んでね。

 

・個別解説

フーディン@メガ石

臆病最速、メガ後C<S調整余りB

サイキネ/エナボ/めざ炎/瞑想

せいしんりょくの採用理由。BB統一にはこっちのメガを出す予定だったので、トレースBBでフェローチェやスカーフツルギを抜けるようSブースト調整。ツルギを倒しカグヤを削れるめざ炎、すいすいにマウントを取るエナボ瞑想を採用。対テッカグヤのチャージビーム、対アクジキングのシャイン、対ツンデツンデのめざ格なども候補に挙がっていて本当に迷走したポケモンである。

 

ルカリオ@メガ石

臆病CS

波動弾/ラスカ/真空波/悪巧み

いかく統一に出す予定だったため特殊型。一発勝負で気合玉を撃つ勇気はない。ちからずく統一などもこいつで轢くつもりだった。

 

ブラッキー@残飯

ずぶといHB

イカサマ/月光/欠伸/守る

構築の軸。持ち前の耐久で雑魚を封殺したり欠伸で上2体の起点を作ったりする。ボーマンダ等に投げるためHB。

 

クロバット@ゴツメ

臆病BS

前歯/羽休め/黒い霧/挑発

誰? なんかブラッキーとの補完が良さそう。多分そこ2体でサイクルしてメガの一貫を作りたかったんだと思う。起点回避の鬼みたいな構成してる。

 

キリキザン@襷

陽気HS

はたき/メタバ/不意/ステロ

"ブラッキーと相性の良いステロ"撒き。"ブラッキーと相性の良い"ステロ撒きではない。夜行バス乗る直前までバンバドロのつもりだったが、メタバ不意の1:1性能を買って変更。メタバの威力を上げるためH振り。別にAでもいい。S以外いらん。

 

カイリュー@炎Z

意地HA

しんそく/地震/炎p/竜舞

精神力カイリューの使い道が思いつかなかったため、フェロカグヤツンデ絶対崩すマンとして採用。Sに振って意味のある相手が居なかったのでHA。多分。

 

・選出考察

○対いかく

キリキザン+ブラッキー+ルカリオ

ステロブラッキーが刺さりがちなので頑張る。

 

○対ビーストブースト

キリキザン+フーディン+カイリュー

キザンでフェロやスカーフを流すか倒すかしてフーディンのBBの起点を用意、フーディンを止められる奴をカイリューの起点にするつもり。アクジキングはやばかった。

 

○対ちからずく

フーディン@2

ちからずくフーディンが強いので出す。残り2体は並び次第、地味に母数が多くて面倒。

 

○対ふゆう

知らん

よく分からんし使われへんやろw

 

○対せいしんりょくミラー

ブラッキー+フーディン+カイリュー

相手のフーディンが気合玉とかしてきたら禿げてた。正直あんまり考えてない。

 

○対すいすい

キリキザン+フーディン@1

フーディンで瞑想したら大体勝てる。

 

○対かそく

フーディン@2

こっちの方が速い。

 

○対ふくがん

キリキザン+カイリュー@1

ステロしんそくビビヨン死ぬし負けへんやろ。

 

・本番

東大側はふゆう統一。並びはヒートロトム/サザンドラ/クレセリア/ラティオス/フライゴン/何か(ごめん@1忘れた)。

はい、予想外だったね。選出画面マジで困った、だって考察してないもん。考えた通り絶妙に性能の被ったポケモンが並んでいたが、それ故にこちら視点では各々の役割が見えにくい。特にスカーフ持ちを絞れないのがメガ枠を通す上で辛かった。

考えた末、メガ枠はルカリオに決定。相手全体を削ればスカーフを無視して先制技の一貫を作れる点を評価。取り巻きはヒトムを削るためのキザンと、単純に通りが良くステロと相性の良いブラッキーとした。フライゴンのじわれが怖くクロバットを選出しようか悩んだが、この3体より対応範囲の広がる選出はなかった。

 

・結果

相手の選出はサザンドラ+クレセリア+ヒートロトム。上手くステロでヒトムを削りメガルカリオを通すことができ、勝ち。初手のキザンサザン対面で悪波を撃たれたことからサザンがスカーフ持ちと推測できたことが大きかった。

 

・感想

東大交流会全体を通しての感想になりますが、対戦もさることながら考察が非常に楽しかったです。普段はサークル企画などで相手を出し抜くことしか考えていないサークル員が、本気で協力するとこれだけの構築を作れるのだと思いました。ふゆう統一は全くの予想外でしたが、その上で勝利できたのは構築の完成度の高さ,考察の深さ故だと信じています。